【モノマニア四日市】KATO 10-1158 石灰輸送列車 買わせて頂きました
メーカー KATO
型式 10-1158
伯備線石灰輸送貨物列車 12両セット
昭和40年代後半、国鉄の近代化計画の推進で各地から蒸気機関車が姿を消すなか、
「SLブーム」と呼ばれる社会現象が起きました。
鉄道ファンのみならず、一般の人々が写真機を肩に、
全国へ蒸気機関車を求めて撮影旅行へと出かける一大ブームでした。
そのなかでも北の「ニセコ」に比して大きく話題となったのが「布原(ぬのはら)」でした。
中国山地を縦断し山陽と山陰を結ぶ伯備線、
その山間の布原信号所を舞台に繰り広げられるD51三重連の引く石灰輸送列車が注目を浴びたのです。
伯備線足立(あしだち)駅にある足立石灰工業から出荷された、
製鉄原料としての生石灰と石灰石を、
姫路市にある新日本製鐵の広畑製鉄所へと輸送するための石灰輸送列車2492列車です。
水と反応すると高熱を発する生石灰を密閉して運ぶホキ7000、
石灰石を運ぶセキ6000と、2種類の貨車を連ねた重量石灰輸送貨物列車を牽引するために、
D51が3両も連なり列車交換のため停車した布原信号所から、
猛然と煙を噴き上げ西川橋梁をゆく出発シーンを収めんと、
全国からファンが殺到することとなったのです。
伯備線石灰輸送貨物列車12両セットは、その2492列車を再現するのに最適な貨物列車セットです。