LOUIS VUITTON(ルイ･ヴィトン)の歴史と人気ラインの特徴

画像引用：LOUIS VUITTON公式サイトhttps://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage

ブランド品の中で最も知名度が高く、圧倒的人気を誇るルイ･ヴィトンは、女性用だけでなく男性用のアイテムもあり、幅広い年齢層に愛用されているブランドです。
時代と流行に合わせ数々のアイテムを生み出してきました。
今回は、世界中から愛されるルイ･ヴィトンの歴史や、人気のラインを紹介したいと思います。

ルイ・ヴィトンは、フランスのマルティエ（スーツケース職人）「ルイ・ヴィトン」が1854年に創始したファッションブランドで、170年近い歴史を持つ伝統と実力があります。
元々は旅行用トランクを専門で販売していました。
創始者であるルイは、ルイ・ヴィトンの創業するまでに20年間トランク製造と荷造りの職人として腕を磨いて、フランス王室から注文を受けるほどの一流の職人として名が知れた存在で,満を持した形で1894年の旅行用トランク専門アトリエをオープンしました。
このアトリエがルイ・ヴィトンの前身となっています。
ルイ・ヴィトンのコンセプトしてあげられているのは「旅」です。
このコンセプトは、創始者のルイが旅行用トランク専門のアトリエを創業した1894年頃、移動手段が馬車から鉄道で移行する時代で、よりトランクの需要が高まっていたことも関係しています。
そして、本当の意味でルイ・ヴィトンが評価されたのは、創始者であるルイが亡くなった後。
ルイの息子のジョルジュがルイ・ヴィトン社を運営し拡大していきながら、世界へ発信していったのがきっかけです。
ヨーロッパを離れてアメリカへも渡航し、ニューヨーク、シカゴなどを旅行しながら、ルイ・ヴィトン製品を売って歩きました。
ルイ・ヴィトンの名前が売れていけばいくほど模造品が出回りましたが、模造品に対抗しデザインを工夫したことで、現在でもルイ・ヴィトンの象徴「モノグラム」を生み出すことに成功しました。
主にバッグや財布が人気ですが、衣類やサングラスなど様々なファッションアイテムを発表しファッション業界を先導しています。

種類別にネーミングが付けられたシリーズを「ライン」と呼び、有名なモノグラムをはじめとするラインが存在します。
飽きることなく愛される秘訣の一つはその個性的なラインの豊富さで、デザイン性と機能性にあふれた名作バッグも、ラインを変えて発表されればまた違った魅力があります。
では、人気のラインを５つ紹介していきましょう。

画像引用：LOUIS VUITTON公式サイトhttps://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage

ルイ・ヴィトンの中でも一番知名度があるモノグラム。
ルイ・ヴィトンのイニシャルである”L”と”V”を重ねたとても印象的なデザインで、花と星も組み合わせています。
老若男女問わずに絶大な人気を誇っていて、1896年に誕生して以来、安定した人気を誇るラインです。
使用している素材は、革のように見えますが、実は樹脂加工されたトアル地で、防水性や耐久性に優れているという特徴を持っています。

画像引用：LOUIS VUITTON公式サイトhttps://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage

日本の市松模様をモチーフにした1888年に発表されたラインで、実はモノグラムよりも前に生まれており、モノグラムに次いで知名度と人気があります。
ダミエ・エベヌや派生したラインが数種類あり、メンズ向けの「グラフィット」、イタリア・リビエラの海と砂をイメージしたブルーとクリームの淡い色合いの「アズール」などのバリエーションがあります。
素材は、モノグラムと同様の樹脂加工されたトアル地です。

画像引用：LOUIS VUITTON公式サイトhttps://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage

1920年代に元々使用されていた型押しをヒントに開発されたラインで、ルイ・ヴィトンの中でも最も落ち着いたデザイン。
風にたなびく麦の穂をイメージした型押しを施したことから、フランス語で「麦の穂」という意味の「エピ」という名前がつけられました。
美しいカラーバリエーションとロゴがポイントで、シンプルで上品な風合いが支持されています。
フォーマル、カジュアルどちらのシーンでも活躍するバランスのいいラインです。
エピもモノグラムと同様に、耐久性、防水性に優れています。

画像引用：LOUIS VUITTON公式サイトhttps://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage

男性向けとして1993年に登場したラインです。
ロシア語で「シベリア地方の針葉樹林」という意味の名前が付けられていて、型押しを施した上質な牛革を使用しています。
ビジネスユースを意識して作られたもので、スーツによく合うクールで洗練された大人の雰囲気が魅力のラインです。
カラー展開も、チャコールグレーのアドワーズやダークブラウン系のグリズリなど、シックなものが揃っています。

画像引用：LOUIS VUITTON公式サイトhttps://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage

男性向けとして1993年に登場したラインです。
ロシア語で「シベリア地方の針葉樹林」という意味の名前が付けられていて、型押しを施した上質な牛革を使用しています。
ビジネスユースを意識して作られたもので、スーツによく合うクールで洗練された大人の雰囲気が魅力のラインです。
カラー展開も、チャコールグレーのアドワーズやダークブラウン系のグリズリなど、シックなものが揃っています。

いかがでしたでしょうか？
ヴィトンはカラーバリエーションや素材の展開も豊富なブランドです。
お気に入りのライン・お気に入りのカラーでバッグやお財布を統一したりしてもオシャレです。
ヴィトンラインの豊富なバリエーションは、飽きさせることがありません。
長い歴史の中で、常に第一線の高級ブランドとして挑戦し進化を続けています。
ヴィトンの代表的なライン別に特徴や魅力についてご紹介しましたが、ここでご紹介しきれないラインがまだたくさんあります。
毎年新作を発表、そして同時に新たなラインも発表されるため、数え切れないほどのラインが存在し、限定もののレアなラインや、すでに販売が終了しているラインなどもあります。
今は残念ながら廃止されてしまったラインも含めると、100種類以上のラインが存在します。
ただ、今回ご紹介したラインは、どれもヴィトンの定番として愛されているラインですので、アイテム選びに迷った際などの参考にしてみて下さい。