【目的別】街乗りからオフロードまで!用途に応じたおすすめの自転車と、自転車の魅力をご紹介します!

2020年、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から電車の利用を控え、自転車通勤が推奨されるようになり、自転車が再びブームになってきています。
今年は有名な自転車漫画の実写映画化もあって、自転車の魅力を知りたい方も多いことでしょう。
今回は、スポーツ自転車歴7年を超える筆者の目線から、街乗りからオフロードまで、目的別におすすめできる自転車とその魅力をご紹介します。

自転車にはどんな種類のものがある?

自転車と一口に言っても、その種類は様々です。自転車は用途に応じて豊富な車種がある乗り物であり、目的に応じて複数台を揃えている人もいます。まずは、自転車にはどんな種類があるのかを簡単に見ていきましょう。

シティサイクル

いわゆる「ママチャリ」のことで、車体が重い分、頻繁な利用にも耐えうるよう非常に頑丈な作りになっています。買い物かごやチャイルドシートといった日常利用に特化した様々な機能・装備が盛り込まれているのが特徴で、最近ではバッテリーとモーターで駆動する電動アシストタイプのものも増えています。

マウンテンバイク

その名の通り、山道や未舗装の林道など荒れた路面をアクティブに駆けることが可能ないわゆる「オフロード車」の代表格として一定の支持を得ています。通称はMTBで、泥や石の多い滑りやすい路面でも充分な制動力を発揮する太く頑丈なタイヤと、剛性の高いフレーム、振動や衝撃を吸収するサスペンション構造が特徴的です。

クロスバイク

マウンテンバイクを改良して舗装路でも快適に走れるようにしたスポーツ自転車です。扱いやすいフラットハンドルとスポーティーなフレーム、丁度良い太さのタイヤを装備し、街乗りに最適なスポーツ車として定着しています。スポーツ自転車の中でも最も乗り回しやすいバランスの取れた構造が特徴的で、ロードバイクに近い駆動性を持ちながらもある程度未舗装の道路も攻略できる幅広さが魅力です。

ロードバイク

舗装路でいかに速く走るかに特化した最もスポーティーな車種です。空気抵抗をぎりぎりまで無くすために、極端な前傾姿勢をとる為のドロップハンドル(曲線状のハンドル)と、ひし形の細いフレームに、非常に細いタイヤを履かせているのが特徴的です。近年ではロードレーサー以外にも、砂利道や荒れた路面を走るためのグラベルロードや、街乗りがしやすいフラットバーロードなど派生的な進化を遂げています。自転車の中では最も軽い車種で、10kgを下回るモデルも多いです。

ミニベロ(小径車)

ミニという名の通り、通常の自転車よりも小さいサイズのホイールを用いている小型の自転車です。街乗りに適したモデルから、スポーツに特化したモデルまで幅広いラインナップが揃っているのが特徴的で、タイヤの小ささから折り畳み構造になっているものも少なくありません。ちなみに、「ベロ」はフランス語で自転車を意味します。

電動アシスト自転車

通常の自転車にバッテリーを積み、電動モーターによるパワーアシストにより動力を増強できるタイプの自転車です。従来の電動アシスト自転車はシティサイクルタイプが主流でしたが、近年では「e-Bike」と呼ばれる、クロスバイクやロードバイクにもバッテリーを積んでいるスポーツ自転車タイプの電動アシスト自転車も急速に普及しています。

街乗りにおすすめの車種と楽しみ方

ここからは、目的別におすすめする車種と楽しみ方について解説していきましょう。まずはいわゆる「街乗り」、通学や通勤、買い物などの都市内での移動に適している自転車からご紹介します。

おすすめ車種はこれだ!


街乗りに適しているのは、「シティサイクル」と「クロスバイク」、そして「ミニベロ」といった車種です。
都市部は起伏があまり多くなく、平坦路がほとんどですので、重いシティサイクルや、通常の自転車より多く回転させないといけない小径車でも比較的楽に移動できます。それこそ荷物を伴うことが多い街乗り利用にはしっかりと積めるシティサイクルが向いていますし、小回りの利く小径車は特に道幅が狭い都心での街乗りに最適です。
クロスバイクは軽量でスピードを出せるので、通勤・通学時により早く効率的に移動したい時や、少し遠くのお店に行きたいときに力を発揮します。
街乗りにおすすめの車種①「武田産業 - CHACLE ST」(シティサイクル) ※シティサイクルは国産メーカーが一番!チューブレスでパンクしない次世代タイヤを履かせた、日常使いにもおすすめの1台! 街乗りにおすすめの車種②「FUJI(フジ) - HELION」(ミニベロ) ※日本が世界に誇る自転車メーカー「FUJI」の定番ミニベロ。クロモリフレームにフラットハンドルの軽快な1台! 街乗りにおすすめの車種③「GIOS(ジオス) - MISTRAL」(クロスバイク) ※オールシマノで5万円台!高コスパの人気車。GIOSブルーとホワイト・ブラック・グレーの4色展開。

街乗りの楽しみ方


街乗りは自分や他の様々な人々の生活空間に溶け込んで走ることができます。ちょっとした移動や買い物、美術館などの観光も含めて、移り行く街並みや季節感を存分に味わえるのが街乗りの醍醐味。
しかし今年はCOVID-19の猛威が今も続いていますので、街乗りをする際は手指消毒をして、苦しいかもしれませんができる限りマスクを着用しましょう。よく触るハンドルグリップも念のためスプレーやシートなどで消毒をしておきましょう。
なお、街乗りでは公道を走るため、信号を守り、高齢者と子供以外はできる限り車道を走る、左側走行を守るなど道路交通法を順守しながら安全に楽しみましょうね。

オフロードや荒れた山道、自然の中で走るのにおすすめの車種と楽しみ方

ソロキャンプやグループでのアウトドアにもってこいの自転車はどういったものがあるのでしょうか。

おすすめ車種はこれだ!


車を持っていれば積んで移動し、山の上やキャンプ場周辺の山道や林道、自然道などの道なき道を自転車で巡りたい!そうした場合には、耐久性に優れ、水たまりや泥の多いいわゆる「ダート」を走っても滑りにくい太く溝の深いタイヤを履かせられるマウンテンバイクが最適です。
小さいサイズの自転車しか積めない車の場合は、折り畳み構造のミニベロ、特に太いタイヤを履かせたミニベロを選んでもいいでしょう。自転車を解体して持ち運ぶ「輪行」に慣れている上級者の場合は、未舗装路を走ることを前提に作られたオフロード向けのロードバイク「グラベルロード」を選んでもいいかもしれません。長距離旅でまだ見ぬ景色を見たい場合は、「ランドナー」という荷重性能に特化した車種もいいでしょう。
オフロードにおすすめの車種①「SPECIALIZED(スペシャライズド) - PITCH EXPERT 27.5」(マウンテンバイク)
※頑丈で軽量なアルミフレームを採用した初心者向けMTB。フロントサスペンション構造で振動も効果的に吸収!
オフロードにおすすめの車種②「TREK(トレック) – Domane AL 2 Disc」(グラベルロード)
※グラベルの代名詞ともいうべきTREKのアルミロードバイク。ディスクブレーキ仕様で雨の日も安心!

オフロードの楽しみ方


重量はそれなりにありますがその分頑丈で、雨風に負けないのがマウンテンバイクです。雨や泥水に濡れても制動力を失わないディスクブレーキや、極めて質の高い振動吸収を行ってくれるサスペンション構造を備えたマウンテンバイクを使えば、砂利道や小石の多く転がった未舗装の路面でも快適にライドできるでしょう。荒れた路面の向こうに広がる絶景を求めて、マウンテンバイクで大冒険してみませんか?

上級者向け!舗装路を速く走りたい、ロングライドをしたい人におすすめの車種と楽しみ方

最後に、自転車に慣れ、スキルを身に着けた上級者向けの車種をご紹介しましょう。

おすすめ車種はこれだ!


特に舗装路をより速く走りたいという気持ちが湧いてきた場合や、自転車での移動距離感覚に慣れて100kmを超えるロングライドに挑戦してみたい!という中級~上級者には、「ロードバイク」を自信もっておすすめします。ロードバイクのフレームは軽いわりに頑丈で、よくしなる構造をしていて振動も吸収してくれます。
パーツごとにカスタムが可能な自由度の高さもお勧めできるポイントです。限界まで空気抵抗をなくし速く走りたい、ロードレースに出たいといった場合は「エアロロード」を、負担なく長い距離を走って旅がしたいなら振動吸収性が高く太いタイヤを履かせられる「エンデュランスロード」を、オフロードを軽快に走りたい場合は「グラベルロード」を選ぶといいでしょう。
上級者向けのおすすめ車種①「COLNAGO(コルナゴ) - A2-r 105 」(エンデュランスロード)
※今年(2020年)のツールドフランスで総合優勝を飾った選手も使っているメーカーCOLNAGOによる、ロングライドに適したアルミロード!
上級者向けのおすすめ車種②「Bianchi(ビアンキ) - VIA NIRONE 7 ALL ROAD」(ロードバイク)
※日本で人気の老舗ブランド「ビアンキ」のアルミロードバイク。オールラウンドに活かせるコスパの高さと女性に人気のチェレステカラーが魅力!

ロードバイクの楽しみ方


ロードバイクは都市の中心部よりも、郊外のよく整備された公道のほうが楽しめる車種です。都市部から20km~30kmもいけば、そうした快適な道が広がっていることも多いはず。ちょっと羽を伸ばしてロングライド、というときにロードバイクは最適な足になってくれます。整備された道路が敷いてあれば登坂も楽なので、峠を登って景色を見に行くのもいいでしょう。

高級モデルが多くブランド志向の楽しみがあるのもロードバイクの魅力です。中でもイタリアの老舗ブランド「ビアンキ」のロードバイクは、チェレステカラーという明るい青緑の独特なカラーリングが特徴で、日本でも人気の高い車種です。しかし高級ゆえに盗まれやすいので、ロードバイクを楽しむ際にはカギをお忘れなく。U字ロックとチェーンロックのダブルロックがおすすめです。

自転車の買い取りについて

以上、用途に応じたおすすめの自転車と、目的別の自転車の楽しみ方をご紹介しました。
自転車は決められた交通ルールに従う必要はありますが基本的に使い勝手が良く、自転車を持っていれば行動の幅が広がりますし、どこへでも自転車で行ける気がするほど「自由」を感じられます。
公共交通機関を使わなくても通勤や移動ができる自転車は、感染リスク回避にもなります。

もしお手元に不要な自転車がございましたら、弊社サイト「リユースショップ モノマニア」にて買わせてください。
現在は特に「ロードバイク」や「電動アシスト自転車」の買取を強化中です。
引っ越しの際の不要になった自転車の引き取りも実施しておりますので、ぜひお気軽にご相談くださいね。

買取りにつきまして詳しくは 自転車買取専門館 モノマニア のサイトをご覧下さい。
https://mono-mania.com/lp_bicycle/


ご連絡・ご来店をお待ちしています。

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